2011年4月6日水曜日

ホアンキエムの伝説の巨亀 浮かぶ

・ベトナムの湖で伝説の巨大ガメ捕獲=環境論議の引き金に
2011年 04月 4日 12:42 JST

 【ハノイ3日ロイター時事】

ベトナムの首都ハノイの専門家は3日、ハノイ中心部のホアンキエム湖に生息する伝説の巨大ガメ一匹を病気治療のため捕獲した。この捕獲・救出作戦は国民的な関心事となり、同湖の水質汚染などベトナムの環境悪化問題に注目が集まった。

ベトナムの伝説によれば、15世紀初め、中国(明)の圧政に蜂起したレ・ロイ(黎利)は、天から授かった剣で明に勝利し独立した。
黎(し)朝の始祖となった彼は、湖に棲む巨大なカメにこの剣を返還した。
湖はその後「返却された剣の湖」という意味のホアンキエム(還剣)湖と名付けられ、その湖の周辺に首都ハノイが築かれた。

中には、今回の巨大ガメが伝説のカメだと考えている人もいるほどだ。

救出作戦では特殊部隊の兵士など数十人が湖を泳ぎ、ボートを使ってカメの周りに3連の網を張った。
カメの重さは推定約200キロ。大きさは車のドア1枚分くらいあり、頭は人間の頭と同じくらいだった。捕獲時、湖の周りには数千人の人々が集まった。

国営メディアによると、このカメが水面に浮上する回数がここ数年倍増しており、甲羅、首、それに足にピンク色の傷とみられるものがあることが写真で判明したため、カメが危険な健康状態にあるとみられていた。

専門家はこの傷が環境汚染、ないし釣り針によるひっかき傷、あるいは湖で増殖しているより小型のアカミミガメ属のカメからの攻撃によると考えている。その3つの要因全てから影響を受けている可能性もあるという。

ただし捕獲作業に携わり、診断のために設立された委員会のメンバーでもあるカメの専門家ハー・ディン・ドゥク氏は捕獲後、「概してカメは元気で安定した状態にある」と述べた。

科学者らによれば、捕獲されたカメは年齢100歳以上と推定され、絶滅の危機に瀕しているシャンハイハナスッポン(学名「ラフェトス・スウィンホエイ」)と考えられるという。ただし一部では「ラフェトス・レロイ(皇帝の名誉)」という独立した亜種だと主張する向きもある。

今回のカメ騒動と捕獲作戦は地元メディアの注目を浴び、急速に経済成長を遂げているベトナムの環境汚染を批判する声も上がっていた。(了)

http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPjiji2011040400354





ホアンキエム、その言葉の意味は「天の剣を神に還す」というものだそうだ。

ちょっとこれも個人的に印象に残る記事だったのでついでに書きとどめておく。

実はこの亀が捕まった昨日、僕は諏訪明神の神様のご祭礼に関わっていた。

僕自身、鹿島神宮や香取神宮との因縁がある人間でその故事を知っているだけに、同じ日に浮かび上がったホアンキエムの巨亀の意味するところにも強い示唆を覚えた。

日本よりはるか東南に当たる異国で、水底深く封じていた神剣が、東北にある鹿島の地を発して再び地上に戻ってきた。そう感じられたのだ。

巨大な亀は剣を意味し、すっぽんであるゆえにイカヅチ(雷)を示唆する。

それらはタケミカズチの神(武御雷)を暗示する。

(亀の丸い背中は世界を象徴する。またすっぽんは亀と違い、硬い甲羅をもたない。長い首は待ち望んだことの成就を意味する。故にこれはすっぽんが象徴する側が勝利することで甲=抗争なき、すなわち武力なき柔らかな平和がこの世界に実現するということを指し示す。)

一連の出来事からそう読み取れる。

剣を携えた武神の顕現、これは邪神を誅するという、明確な大戦乱の予兆である。

敵は無数の赤い耳の亀。あるいは本来そこにあるべきではない、置かれるべきではない異物たる存在。その原産地は合衆国。これは敵の姿形の有様と戦乱の舞台となる場所を告げる。



、、、、、、、ってことになると、ちょっと面白いかもしれない。

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